ThinkPad T43 のリカバリメディアが正常に作成できない その1
ThinkPad T43 のリカバリーメディアをDVD-Rで作成してみました。
リカバリメディア作成ツールを使って、作成はすんなり完了しましたが、作成したメディアを使って新しいHDDをリカバリしようとすると失敗します。
DVD-Rで作成したのがまずいのかと思い、CD-Rにて作成し直します。
DVD-Rだと2枚ですむところが、CD-Rだと7枚必要なので本当はやりたくないですが仕方ありません。
CD-Rで作成したリカバリメディアを使っても、やはりエラーが出てリカバリできない。
「これは正しいディスクではありません」(だったかな?)とかなんとかエラーが出ます。
リカバリメディアの作成は1回きりしかできないのですが、DtoDによりリカバリを行うと、またリカバリメディアが作成できるようになります。1回作成に失敗するごとにDtoDリカバリが必要なので、ものすごい手間がかかります。
超面倒くさいっす。
リカバリ作成実況中継
(途中の間違った思い込みもそのまま記してます)
もしかしたら、HDDが悪いのかと思い、試しに、HDDを別のものに入れ替えて試してみますが結果は変わりません。
「やっぱりなにかがおかしい」と思い、やっとここでGoogle。リカバリを作成するためのレスキュープログラムに問題があるとの情報を発見。(本当はここでもっとよく調べるべきでした)
とりあえず、Rescue and Recovery (レスキュープログラム)というのを調べ、最新版にアップデートしてみることにします。
「Lenovo Rescue and Recovery v4.0.0114 (Windows 2000/XP)」
を、ダウンロードします。
ほんの5秒くらいでダウンロードできる。400MBを超えるファイルなのにそれはありえないと思いファイルサイズを確認してみるが、ちゃんと432MBあります。これが実はフレッツ光の最高速だったということか?これはあとで考えましょう。
R&R Ver4 とは
それはさておき、このR&R プログラムはしかし・・・
ハードディスクの隠し領域のレスキュープログラムまでをもしかしたら書き換えてしまうものなんでしょうか?
ということは、これをインストールしてしまうと、ハードディスクの隠し領域自体が工場出荷時とは違うものになってしまうのでは?
危険なにおいが・・・
今のところ、現状ではDtoDで問題なくリカバリできているわけで、新レスキュープログラムを入れることによってDtoDリカバリさえできなくなってしまったらどうするのだ?
メディアからのリカバリどころか、もしかしたら再起不能になる可能性があるかもしれません。
でもWindows自体が立ち上がってる限り、古いバージョのレスキュープログラムにも戻せるはずですからそれほど怖がることもないか・・・
とりあえず今のバージョンを確認してみると、レスキュー(R&Rと略すようです)プログラムが、Rescue and Recovery with Papid Restore Ver2.04 (41.3MB) でした。
Rescue and Recovery のCD-ROMは1枚目のみだから、もしかしたら1枚目のみを作成し直せばOKかも。作成済みのリカバリCD計6枚はもしかしたら使えるのでは?使えたらうれしいのだが。
R&R Ver4 へアップデート後 リカバリ作成ツールが消える?
ということで、R&Rのバージョンアップを行いました。
BIOSも最新にしておく必要があるようなのでダウンロードし、アップデートする。Ver1.24 から Ver.1.29(70ET69WW)へ
R&R Ver4 を入れる前に、旧バージョンを削除する必要があるとのことなので、R&R Ver2を削除。
再起動すると、メニューからリカバリメディア作成ツールが消えています。当然かもしれませんが。
Ver4を入れるともちろん復活するのでしょう。
さて、R&R Ver2を削除したわけですが、ここで、起動時にF11キーを押してみるとどうなるのか?
この状態でF11を押すと何が起こるのか試してみることにしました。
電源を切って、F11を押してみたところ、F11によるレスキューメニューが問題なく立ち上がります。
ということは?DtoDに入っているR&Rは消去されていないわけで、これで安心してVer4にアップできます。
Ver4をインストール
すると、 リカバリメディア作成ツールが復活・・・するはずですが、復活してません。
これはまずいです。非常に困ったことになりました。
リカバリ作成ツール発見
頭を冷やすこと30分。
なんとなくもう一度メニューを確認してみます。
・・・とメニューの中に「ThinkVantage」なるのツールを発見。この言葉にはなんとなく見覚えがあります。
中身を見ると、
「Create Recovery Media」があります!助かりました。
でもどうして英語になっているんでしょう?
Ver2の時はたしか日本語で「リカバリメディア作成」だった気がします。
あと、Resucue and Recovery メディア作成ツールがリカバリ作成ツールとは別にあったはずなのですが、それが見当たりません。
ということは、全メディア7枚を再作成しないといけないのでしょうか。
だとすると、まずはメディア数が少なくてすむDVDから作成ですね。CD-R7枚を無駄にしたくないですから。
それでリカバリ動作OKなら、F11で再リカバリした後、R&RをVersionアップして、CD作成ですね。
それは取り越し苦労でした。「Create Recovery Media」を立ち上げると、その中に「レスキューメディア」がありました。
これで作成できるのでしょう。
CD-Rで作成してみます。「ThinkVantage Rescue and Recovery Ver4」CD-ROM 1枚ができあがりました。
このレスキューCDと、Ver2で作成したリカバリーCD6枚を使ってリカバリーできるかどうか試してみることにします。
R&R Ver4で作成したレスキューメディアを使ってリカバリ開始
新HDDに入れ替え作業開始。
うまくいくでしょうか。6枚のCD-Rを捨てなくてすむと嬉しいのですが。
HDDを入れ替え、R&RのCDをいれ立ち上げます。わくわくします。
待っているんですが、なかなか起動しません。起動に5分くらいかかりました。
もしかして・・・・根本原因はメモリー不足?
でも、とりあえあず動いてますから、1枚目を読み込むところまで進めてみることにします。
R&Rが立ち上がったので「ハードディスクを工場出荷時コンテンツに復元します」「どのファイルも保存しない」でどんどん進みます。
i386\system32のコピーが延々と続いきます。これってXPのシステム群なんですかね?
リアルタイム中継で書いているんですが、まだまだコピーが終わりません。あと5分くらいかかりそうです。
と、もう少しでコピーが終わりそうになったとき、いきなり出ました!
「エラー112 There is not enough space on the disk」
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