伊藤ハムの旨味まろやかドライソーセージが消えた?
ここ数年、よく食べてた伊藤ハムのドライソーセージが生産中止になってしまったみたいです。
このドライソーセージは近所のスーパーには置いてないので、上野に出かけたときにアメ横の二木の菓子でまとめて買っていました。
で、こないだいつものように買いに行ったんですが、いつも20本くらいあるものが2本しか置いてなかったんです。
伊藤ハム「北海道小樽工場発 旨味まろやかドライソーセージ」
「あれ?これだけ?ま、しょうがないか」と2本だけ買いました。
で、それから何週間かして、またいつものように売り場に行ったところ、いつもの場所に、見慣れない奴が並んでたんです。(2021年4月)
北海道発ドライソーセージ
「え?もしかして取扱いやめちゃった!?」
しばらく考えて、
「うーーーむ。仕方がないな。同じ伊藤ハムのドライソーセージだしとりあえず買ってみよう」
1本だけ買って味見したいところですが、次いつ来られるかわからないので5本買いました。
で、帰って食べてみたんですが、以前のものとはちょっと違うものでした。
古いほうは、見た目がごつごつしてて、いかにもドライソーセージという感じです。食感も硬い。いわゆるサラミですね。
これを冷蔵庫で冷やすことによってさらに硬くしてからゴリゴリかじると、めっちゃうまいんです。塩と香辛料の加減もちょうどいい。
新しいほうは、見た目からしてつるつるしててやわらかい感じで、ドライじゃないです。触った感じも柔らかい。塩気と香辛料も物足りない。
二木の菓子が取り扱いをやめただけかもしれない、と伊藤ハムのホームページへ。
が、新しいほうのドライソーセージしか見当たりません。
北海道発ドライソーセージ | ソーセージ | 商品情報 | 伊藤ハム (itoham.co.jp)
やはり生産中止、ということなんでしょうね。
100円前後で買えるドライソーセージの中で、一番好きな商品だったんですが、残念です。
これからまたあれこれ食べ比べて次の定番をみつけなければならなくなりました。
新旧ドライソーセージの原材料と成分
新旧ドライソーセージの原材料名を調べてみました。上位7番目までです。
新製品の原材料:
鶏肉(国産又は輸入)、豚脂肪、水あめ、
食塩、植物油脂、たん白加水分解物、香辛料
旧製品の原材料:
鶏肉、豚脂肪、結着材料(粗ゼラチン、卵たん白)、
食塩、糖類(ぶどう糖、砂糖)、香辛料、植物油脂
違いは、3番目の材料。新製品は水あめ、旧製品は結着材料となってます。この辺が硬さ、甘さの違いになっているのかもしれません。
あとは、香辛料が新製品は7番目、旧製品は6番目になってますね。そういえば、ピリ辛感も違うような気がします。
新製品の成分:
総質量: 37g 熱量: 167kcal
たんぱく質: 6g 脂質: 11.8g
食塩相当量: 1.5g
旧製品の成分:
総質量: 37g
熱量: 176kcal
たんぱく質: 9.1g
脂質: 14.6g
食塩相当量: 1.8g
総質量は変わりません。たんぱく質が9gから6gへと3分の2に減ってます。
脂質、塩分ともに減ってます。
パッケージをよく見ると、
旧製品は「皮をむかずに丸かじり!」です。確かに丸かじりするとうまかった。
スーパーで売ってなかったってことは、やっぱ売れてなかったってことかも。
もう食えないと思うとほんとに残念です。