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ハイターで除菌消毒液を作る

ついこないだまで、アルコールの除菌消毒剤はどこにも売っていませんでしたが、最近チラホラ売っているのを見かけるようになりました。が、それても1本1500円とかバカバカしい値段がします。(2020年4月20日現在)

「ハイターから除菌剤を作ることができる」ってことは昔から知っていましたが、アルコール除菌剤がそのうち安くなるだろうから、と思って待っていました。

が、一向に安くなりませんし、そう簡単に新型コロナ問題も収束しそうもないのでハイター除菌剤を自作してみることにしました。

ハイターは花王の塩素系漂白剤で、成分として次亜塩素酸ナトリウムが含まれています。

次亜塩素酸ナトリウムは0.02%~0.1%程度の濃度で消毒液として使用します。

花王のホームページ「花王の塩素系漂白剤で、次亜塩素酸ナトリウム0.05%、0.1%の液は作れるの?」で以下の説明があります。

「ハイター」と「キッチンハイター」は、次亜塩素酸ナトリウム濃度が6%になるように生産されています。

なお、花王には「ワイドハイター」という漂白剤もありますが、これには次亜塩素酸ナトリウムは含まれていません。

ハイター原液の次亜塩素酸ナトリウムの濃度が6%ですので、それを100倍に薄めれば、0.06%の次亜塩素酸ナトリウム溶液が作れます。

ドアノブや日用品、便座の消毒には0.02%-0.05%、汚物の付着したものの消毒にはそれより濃い0.1%が目安だそうです。

ちなみに、食器のつけ置き漂白は0.02%、衣類の漂白は0.1%となっています。

0.02%溶液を作るには、300倍に希釈すればいいわけで、500mlペットボトルでハイター希釈液を作るならば、ハイターの必要量は約1.7mlとなります。0.1%溶液ならば、60倍希釈となり、約8mlです。

以上、まとめると、

「500mlのペットボトルにハイター2ml~10ml程度を入れ、水で希釈すれば濃度が約0.02%~0.1%の次亜塩素酸ナトリウム消毒液を作ることができる」

ということになります。

追記

ハイター、ブリーチ等の漂白剤による除菌剤の詳しい作り方は下記厚生労働省のページに出てます。
新型コロナウイルス対策身のまわりを清潔にしましょう」 

ただし、この厚労省のページでは、濃度0.05%の次亜塩素酸ナトリウム溶液を作るのに、花王のハイターでは水1リッターに対して、ハイター25ml、となっています。

ここから逆算すると、ハイターの次亜塩素酸濃度は約2%ということになります。花王のホームページでは6%と出ていたはずです。

どうしてでしょうか、おかしいですね、3倍もの濃度の差は納得できません。

花王のホームページをよく読んでみると、以下の記載がありました。

「通常、塩素系漂白剤の主成分である次亜塩素酸ナトリウムは、常温で保管されていてもゆっくりと分解し、濃度が低下していきます。特に、直射日光のあたる場所や高温での保管では分解が進むことが、一般的に知られています。
したがって、お手元の「ハイター」「キッチンハイター」に含まれている次亜塩素酸ナトリウムも、様々な条件で分解している可能性があり、濃度を特定することができません。」

家での長期保管により分解が進み、次亜塩素酸ナトリウムの濃度が購入時の3分の1になってしまったということでしょうか?

さらに、花王のホームページを読み進めると、

「購入時期が不明な場合や、直射日光にあたる場所や高温で保管して濃度の低下が不安な場合は、購入から3年以内の濃度で調整してください。」

と注意書きがありました。「購入から3年以内の濃度で調整」の欄を見ると、たしかに

0.05%: 水1リットルに キャップ約1杯 (25ml) と書かれていました。

「生産時の濃度」の欄では

0.05%: 水3リットルに キャップ約1杯 (25ml) 

とありますので3年も経過すれば濃度は3分の1になってしまうってことですね。

厚労省のページに書いてある消毒液の作成方法は購入直後のハイターを使うのではなく、2,3年経過したハイターで作る、という前提のようです。

ただ、今この時期だと、私のように、購入直後のハイターで作る人が多いのではないかと思うのですが、どうなんでしょうね。

そんなこんなで、まあ、濃度についてはそれほど厳密に考えて作る必要はない、ということでいいんじゃないかと理解しました。科学実験ではないんだから、家で2mlなんてそんなに厳密に測れないですし。

最初に私が計算したのは、購入直後(生産時)のハイターで作る場合です。2年くらいたったハイターで作る場合は、

「500mlのペットボトルにハイター6ml~30ml程度を入れ、水で希釈すれば濃度が約0.02%~0.1%の次亜塩素酸ナトリウム消毒液を作ることができる」

ということになるでしょう。(厚労省による計算と同じ)

その他

ノロウイルスの消毒方法 (内閣府 食品安全委員会)

その他の項目