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プリウスのエンジンがかからない!?

 
1. 車(プリウス)のドアが開かない。

実家の車に乗ろうとしたところドアの解錠ができません。キーの解錠ボタンを押しても無反応です。もしかしてキーの電池切れ?
とにかく、まずドアを開けねばなりません。 車のことはほとんどわからないのですが、確か、電子キーの内部に普通のキーが格納されていて、万一電池が切れた時はそれでドアの解錠はできるようになっている、くらいのことは知ってましたので ネットで調べました。電子キーの内部に格納されているメカニカルキーを取り出すことができ、それでドアを開け車に乗り込みました。

2. エンジンがかからない

キーをいつもの位置に差し込み、スタートスイッチを押しますが、エンジンは無反応です。何かの赤いランプが一瞬、点灯したような気がするのですがどんなランプだかよく見てませんでした。その後はスイッチを何度押してもまったく何の反応もありません。
ボードの表示類も一切点灯せず真っ暗なままです。ほんの少しの希望は持っていたのですが、ダメでした。まいったな、これからいったいどうすればいいんだ?と呆然となります。初めてのことなのでどうすればいいか見当もつきません。

3. バッテリー上がりなのか?

これがいわゆるバッテリー上がり、というやつなのか、それとも他の原因なのか? 電子キーの電池が切れているからといって、エンジンがかからないなんて馬鹿なことはまさかないだろうな、などなど原因についてあれこれ考えます。
詳しいことはわかりませんが、何かバッテリー関係のトラブルだろうと漠然と見当をつけます。。
で、バッテリーを充電するにしても、バッテリーを交換するにしても、あるいは電子キーのボタン電池を買うにしても、とりあえずホームセンターに行ってみよう、ということで、自転車でホームセンターに出かけました。
緊急に車を必要としているわけではなく、明日までに直す必要があるとかではないのが不幸中の幸いです。

4. ホームセンターへ。

まずバッテリーの価格を調べました。機種により4000円くらいから1万円オーバーの物まであるようです。
プリウスの型番も調べずに来てしまったのでどのバッテリーが適応するかもわかりません。

バッテリーを買い替えるにしても、4000円ならまだいいですが、1万円超えると結構な出費です。買った後で万一バッテリーが原因でなかったら困ったことになります。

とりあえず保留にして、バッテリーを充電するための充電器を探しました。10000円程度するようです。しかも1種類しか置いてません。これも保留です。アマゾンなら種類も多く、もっと安い物がある可能性があります。

キーの電池は数百円でしたがこれも買いませんでした。キーの電池切れより、バッテリー上がりの可能性のほうが高いとなんとなく思ったからです。
結局ホームセンターではバッテリー用の水70円を2本購入して帰ってきました。
無駄になっても全然惜しくない金額で、何かほかにも利用できるだろうと思いましたので。

5. バッテリーの型番を確認

帰ってきて、バッテリーの種類を確認しようとプリウスのボンネットを開けて探しますがバッテリらしきものが見当たりません。
しかたなくネットで調べます。プリウスのバッテリーは後部に搭載されていることが判明しました。なのでバッテリーを確認するためには荷台のドアを内側から手動で開ける必要あります。
荷台のドアを開けるのに結構手こずりましたが、これもネットで調べてなんとか開けることができました。。
バッテリーは右後部の非常に見えずらい場所にありましたが、懐中電灯を使うなどして、なんとかacdelco というメーカー名らしき表示と、H29年交換という書き込みを発見しました。

プリウス 補器バッテリー

5年も6年も経っていれば交換も仕方ないか、と考えてましたが、2年も経ってません。しかもこのacdelcoのバッテリーというのをで調べたところ、安物ではなく純正品のようなので、まさかそんな短期間で寿命がくるということもないだろう、と判断し、バッテリー交換はとりあえず中止ことにしました。

6.バッテリーチャージャーの購入が必要か?

バッテリーを交換はしないのならば、バッテリーの充電器を探さなければならないだろう、ということでネットで充電器を検索します。

7. ジャンプスタートとは?

充電器(バッテリーチャージャー)についてあれこれと調べているうちに、「ジャンプスターター」という機器を売っていることを発見しました。
充電器でバッテリーに充電してからエンジンを起動するのではなく、ジャンプスターターを車に接続し、その電力でエンジンをスタートさせるための機器です。
つまりジャンプスターター=バッテリーということです。
これは、他の車のバッテリーを自分の車に接続してエンジンをかけるのと同じことです。他の車があれば他の車のバッテリーを延長コードを使って自分の車に接続すればいいし、他の車が利用できない、誰も助けてくれない、ならばジャンプスターターを使えばいい、ということです。
知ってみれば簡単なことですが、車に疎い自分はそんな便利な機器があることを知りませんでした。
この、ジャンプスターターというやつは数千円で売っていますので、バッテリーチャージャーを買うより安くつきます。
損しても数千円の損でおさまる、万一今回役に立たなくても、スマホ等のモバイルバッテリーとしても使える、ということでとりあえずジャンプスターターを試してみることに決めました。
1週間後くらいには車を使いたいので、それまでになんとか解決を目指します。

8.ジャンプスターターをアマゾンで購入

ということで、アマゾンでジャンプスターターを適当に検索して購入、3日後くらいに品物が届きました。

買ったのはこれです。
DBPOWER DJS40 ジャンプスターター
3999円でした。

ジャンプスターター DJS40

なんとピーク電流300Aだそうです。すごい。

車と接続するための接続用クリップが付属しているのですが、イメージしていたよりかなりかわいいクリップです。こんなんで大丈夫なのでしょうか?

ジャンプスターター DJS40

9. ジャンプスタート実行

ジャンプスターターのバッテリーを翌朝まで充電して作業開始です。
充電はスマホの充電器でできます。

もしこの方法がうまくいかなければ、バッテリー交換とか、修理屋に連絡して車を取りに来てもらうだとか、そういう大げさなことになってしまいます。
そうなると数万円もしかしたら10万円越えの出費になってしまうかもしれません。

9-1. 充電したスターターをプリウスの接続端子に接続
スターターの接続箇所はバッテリーのある後部ではなくボンネットの中にありました。
マイナス端子はボンネットの中、右上にいかにもバッテリーを接続してくれという感じで、ねじとボルトがむき出しになっているのですぐにわかりました。
プラス端子は端子ボックスの中です。ボックスの黒いプラスチックカバーを外し、さらにその中にある小さな赤いプラスチックカバーを開けるとクリップが接続できるようになってます。

プリウス ジャンプスタート

9-2 .エンジンスタートスイッチを押すが無反応
ジャンプスターターを接続後、運転席に入ってキーを入れ、エンジンスタートスイッチを押します。

・・・が無反応です。

高額な修理代が頭の中でチラつきます。

9-3. ジャンプスターターのランプが点滅
接続が間違ってるかも、と思い、もう一度スターターを確認してみます。
見ていると、接続コネクターの側面にランプがありそれが点滅しています。
いったいこのランプはなんなんだ?と、もう一度ネットで調べます

9-4. 目立たないところにスイッチがあった
点滅しているランプの横にスイッチがあるのですが目立たないからまったく見えてませんでした。
このスイッチを長押してON状態にしないと、車用の外部接続プラグには電圧がかからないようです。
なるほどそうだったのか、これで大丈夫かも、と再度挑戦します。

9-5. スイッチ長押し
ボタンを長押しするとスイッチが入る音がして車用プラグに電圧がかかったようです。
エンジンスイッチを押すと、パネル表示類がパッと点灯しました。

成功か?

・・・しかし、なぜかエンジンが始動しません。

そして、すぐにランプ類がすべて消灯してしまいました。
あわててスタートスイッチを何度も押しますがまったく反応しません。
またもやパネル真っ暗な状態、沈黙です。
途中までうまくいきそうだったのになぜ?
必死で考えますがわかりません。

9-6. 電源が自動敵にOFFになる
もう一度部屋に戻り調べます。そして、私の買ったジャンプスターターは電源オンしてから30秒で自動的に電源が切れる仕様らしいことがわかりました。
そうとわかったからには急いで30秒以内にエンジンオンすればいいだけのことです。
3度目のトライです。

9-7. そして、ついにエンジンが
ジャンプスターターのスイッチを押し、車用端子をONにした後、急げ30秒しかない、とあわててパワースイッチを押します。
ボゥオーーンという音をたてて、エンジンは始動しました。
ついにやった・・・感動の瞬間でした。
エンジンの音を聞いた時のあの嬉しさはなんとも言葉にできません。
普段なかなか体験できない達成感がありました。

9-8. ハイブリッド車なのでエンジンがすぐに止まってしまう
しかし、喜びも束の間、問題が発生しました。
正常にシステムも起動しエンジンも回転しているのですが、しばらくするとエンジンの回転が止まってしまうのです。アクセルを踏めばエンジンはまた回転し始めますが、アクセルを戻すとまたエンジンが止まってしまう。
これは正常時でもそうです。車が走ってないときはエンジンは止まります。
しかし、ここで心配なのは、エンジンが止まってる状態ではバッテリーが充電できてないのではないか、ということです。
そこでまた部屋に戻って調査しました。

9-9. プリウスのバッテリーは2種類ある
ここで初めてプリウスのバッテリの構成を知ることになりました。プリウスには2種類のバッテリーがあり、昔からある30cm足らずの直方体のバッテリーは補器バッテリーと呼ばれます。その補器バッテリーとは別に、エンジン駆動用のメインバッテリーというのが積んであるそうです。私がこれまでバッテリーと呼んでいたのは、この補器バッテリーのことです。電気自動車というのは、電池でエンジンを動かしますから、相当な容量のバッテリーが積んであるわけで、その大容量バッテリーをメインバッテリーと呼びます。バッテリーの親玉ですね。
で、たとえエンジンが回転してない状態だとしても、メインバッテリーから補器バッテリーへの充電は行われるということらしいのです。エンジンはかかってなくても、システムさえ起動していれ大丈夫らしいことがわかりました。ということで、システム起動したまま1時間ほど放っておくことにしました。これで補器バッテリーへの充電もできるでしょう。(実はできてなかったようです。●補記参照)

10 .気になること

助手席、後部座席の窓を運転席から開こうとしたところ開けませんでした。サイドミラーの電動操作もできません。原因不明ですが、しばらくすると操作できるようになったので結果オーライ。それ以上は深く追及しませんでした。
時計の時間も狂っていたので、それも設定しなおしました。

●補記:
実は出先で再びエンジンがかからなくなってしまい、せっかく買ったジャンプスターターも持って行ってなかったので、自動車工場のお世話になりました。他車のバッテリーをケーブルで接続してもらいエンジンスタートしました。これを本来のジャンプスタートというのでしょうか。
1時間ではほんの少ししか充電できてなかったのかもしれません。

●その他の雑学
・ジャンプスターターは電動ドリル用の12Vバッテリーでも代用できるらしい。
http://www.futabakogyo.com/prius3.html
・プリウスはバッテリーの上がった他車を救助することができない?プリウスの補器バッテリーは従来の車ほど強力なバッテリーではなく大電流を流せないそうです。
・プリウス取説には、3ヶ月に一回はパワースイッチをONにする、とあるらしい。(未確認)

 

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